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足立醸造の新工場完成

2012.06.12

兵庫県の足立醸造の新工場が完成しました。

これまでの工場も「有機JASの認証」工場だったのですが、当時としては「どうして小さな醤油屋が有機JASを取っているんだ?!」と騒がれていたそうです。

そんなチャレンジグな足立醸造ですので、
今回の新工場もすごいことになっているはずです。

取引先の方々が100名以上は集まっていました。

まずは、安全と美味しい醤油ができるようにお祈り。

後ろに見えるのが桶・・・なのですが、
この大きさからいって普通の桶ではありません。

足立社長の挨拶。
先代も夢に描いていた新工場。想いを語ります。

そして登場しました。この大きな桶。

木槽タイプの巨大桶です。
直径3メートル、高さ4メートルで容量は2万4千リットル。

参加者の方は「お〜!」という驚きと共に写真撮影。
写真で見るより実物は大きく感じるはず。

下から見上げるとこのようなアングル。
垂直に立っている側面の板をワイヤーでとめています。

全量を桶で仕込むと宣言している足立醸造。
桶仕込みをやめていく醤油メーカーが多い中、その流れに逆行する挑戦です。

麦を炒る機械。ここから仕込みがスタートします。

右手前にみえるのが大豆を蒸す圧力釜で、左奥に見えるのが麹をつくる室(むろ)。円盤室とも呼ばれるもので、原料処理から麹づくりまで効率的に配置されています。

「安心安全はもとより、誰にでも見せられる工場にしていく。」

と足立社長は宣言していました。

小さな室。
小さい単位での仕込みや、試験的な仕込みに対応できます。

醤油を搾る圧搾機。ここもピカピカ。

充填などをする工程。
他とは隔離されていて、常に清潔を保てるようにつくられています。

もちろんこれまで足立醸造を支えてきた桶も共存しています。
床が張られて作業もしやすそうです。

このように並べると小さく見えてしまう今までの桶。

醤油メーカーがどんどん減少している中で、これだけの設備投資をされるには並々ならぬ想いがあります。足立醸造の次世代を担う裕さんと七海さんが帰ってきていることは、きっと大きな後押しになっていることと思いますし、現に足立醸造はとっても活気に満ちています。

全量を自社で生産して、誰にでも見せられるガラス張りの造りをしていく。そして、有機原料の醤油を3倍にしていく。足立社長が挨拶の中で宣言されていたことです。きっと今まで以上に多くの方に愛される醤油蔵になっていくと思います。

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・足立醸造の蔵紹介ページ

この文章を書いた人

高橋 万太郎

職人醤油 代表。2006年に職人醤油の取り組みをスタートし、
これまでに訪問した醤油蔵は全国400以上。(株)伝統デザイン工房 代表取締役。
ブログ : http://www.mantaro.jp/

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