古くなった醤油の活用方法は

賞味期限は比較的長い

醤油の賞味期限は醤油の種類と容器(ガラスorペットボトル)によって異なり、それぞれにガイドラインで設定をされています。8ヶ月〜2年と幅もあるのですが、短くても8ヶ月とそもそもの賞味期限が長く、その8ヶ月というのも白醤油の場合です。口にして健康を害するというよりは見た目の色が濃くなり、白醤油の規格でなくなってしまうためです。

濃口醤油・溜醤油
再仕込み醤油
淡口醤油白醤油
ペットボトル18ヶ月12ヶ月
ガラスびん24ヶ月18ヶ月8ヶ月

醤油は雑菌から守られている

そもそも醤油には16%程度の塩分が含まれていて、多くの雑菌から守られています。賞味期限が過ぎた醤油でも健康的な害はないのですが、風味は劣化しているという状態です。醤油蔵に行くと、まれに10年以上前に仕込みをした諸味に出会うことがあります。搾るタイミングを失ってしまい10年以上経ってしまったというケースがほとんどなのですが、私自身も口にしながら、「やはりおいしくないですね」と話していたりもします。味わいとしては酸化が進みお世辞にもおいしいとは言えない状態です。

そのようなわけで、賞味期限がきたからといってすぐに使用できなくなるわけではありません。賞味期限は「醤油本来の美味しさを味わっていただける期間」であり、すぐに食せなくなるものではないという認識をしています。ただ、風味は劣化して色も濃くなっているので、そのまま新鮮なお魚を楽しむなどの用途には向いていないと思います。

古くなったら煮物に

その対策としては、熱を加えることです。メイラード反応といって、糖分を加えて熱を加えると香ばしいかおりがたってきます。焼きとうもろこしや焼き鳥などの、あの香りです。用途としては煮物などに使うのがいいと思うのですが、それでもやはり、新鮮な醤油の方が圧倒的においしいことには変わりありません。できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。

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