木桶サミット2026、まもなく開幕。

2026年5月20日(水)~25日(月)

阪神百貨店での「木桶のイベント」が、いよいよ5月20日から6日間の日程でスタートします。5/2から正式に告知がスタートして、すでにワークショップ(28回開催/342席)の50%以上のお申し込みをいただいたそうです。昨年を上回る滑り出しとなりました。5回目を迎える今回、もう5年目かぁと感じつつも、毎年この場所をアップデートし続けていこうとする関係者、皆の気合もしっかり入っています。

当日は、醤油や味噌、酢にソースといった木桶仕込みの調味料はもちろん、昨年も大好評だった醤油煎餅などの加工品もズラリと並ぶ予定です。そして、100mlサイズの醤油やポン酢に加えて、味噌が新たなスタイルで登場します。アイスクリームショップのように好きな味噌を3種類選んで盛り付ける「選べる味噌セット」です。

阪神百貨店の「食祭テラス」は独特の空間

会場はJR大阪駅の目の前にある阪神百貨店。その1階の「食祭テラス」で、実はこの場所もかなり独特です。ふつうの百貨店の1階は、化粧品売場が占めるものです。催事会場は7階とか8階とかの上層部に。催事目的に来店された方に上の階まであがってもらって、帰りに各フロアをまわってもらうという、いわゆるシャワー効果を狙ったもの。

ところが、阪神百貨店は2022年の建て替えにあたって「食の阪神」を体現するべく1階を催事場にしました。さらに、特定分野に精通した人をスーパープレゼンターとして招いて、その人のこだわりや視点に基づいた催事を毎週開催しています。普通の催事であれば、「北海道展」のようにコンセプトを決めて、それに関連する出展者を集めますが、「食祭テラス」の場合は、阪神の担当者とスーパープレゼンターを中心に「催事を編集」していきます。

「焼き菓子のある時間」「台湾の世界」「阪神からあげファン感謝祭」と内容はマニアックになるし、木桶イベントのように伝統的な食文化の魅力を現代の感性で再提案している印象です。他の地域の人たちからも、「阪神のあのスペース、すごいですよね!」と話題になることも増えてきました。

毎日50人以上の「つくり手」が集います

木桶イベントについては、その独特の活気の源は、何といっても「つくり手」の存在です。期間中は連日、50人以上の生産者が全国から駆けつけ、店頭に立ちます。単に商品を売るためだけの説明をしているのではなくて、木桶の未来や、自分たちの手仕事について語るその熱量に惹かれて、お客様が集まってくださっている、そんな「人に会いに行く催事」という形になってきているように感じます。

いよいよ開幕まであとわずか。会場で皆さまとお会いし、木桶の物語を共有できることを楽しみにしています。