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ビンの底に書かれている記号

びんメーカーの工場別記号です

びんの底に「HY」や「YS」などアルファベットやマークが刻印されています。これはガラスびんメーカーの工場別記号で、どのメーカーが製造したかを表しています。醤油に限らずどのびんにも刻印されていると思います。

びんに携わる仕事をされている方なら、びんの底を確認することでどのメーカー製かすぐに確認することができるわけです。

びんメーカーの工場毎に記号は決まっています

びんメーカーの工場毎に記号が定められているので、どの都道府県の工場で作られたかまで確認することができます。以下の「日本ガラスびん協会」のホームページに工場別記号の一覧がありますので、確認してみるのも面白いと思います。

キッコーマン もの知りしょうゆ館

時代と共に変わるビンとキャップ

時代をさかのぼっていくと昔は木樽が主流でした。その後にビンが登場し、今はペットボトルが多く活躍しています。業容用途では一斗缶などもあります。また、新しい容器でいうと密閉式のものが開発されたり、キャップの構造も変わってきています。

容器と醤油の普及には関係性があります。木樽は長距離輸送には向かいないのですが、大正から昭和にかけてビンが登場します。併せて、トラックや道路などの輸送網が整備されたことで輸送範囲が格段に広がりました。それまでは、その土地でつくって、その土地で消費されていたものが、遠くの地域に運ぶことができるようになったのです。