タワープレス式の醤油の圧搾機
生産量の多い醤油メーカーで使われる圧搾機
高さ数mの太い柱のような構造。この中にろ布に包まれた諸味が何枚も積み重ねられています。上から圧力をかけることで醤油を搾るのですが、多くの量に対応することができるので、比較的生産量の多い醤油メーカーが使っていることが多いです。
これは比較的小規模メーカーの使う圧搾機
醤油を圧搾するための基本原理は同じです。諸味を布で包んで圧力をかけるというもので、その包みをどの圧搾機に並べるかの違いになります。小規模メーカーで多いのが「ふね」とよばれるものです。
上の写真では諸味を包んだ風呂敷が積まれているものが4列あると思います。タワープレス式は、これが一列に積み上げられている構造です。
実際の作業の様子
タワー状の柱の上が、このような作業場になっています。布に諸味を注いで包みます。すると作業台が少し下がって、その上で同じ作業をします。これを繰り返すことで、最初に包んだものが一番下になって、その上にどんどん積み重ねていくことができるわけです。