醤油の知識

006|床工事

先週、以前桶が置いてあった場所にコンクリートを打ちました。
ここを解体する前は、この土の上にブロックが置いてあって、その上に桶が据えてありました。 40年放置していた事が原因か、土はふわふわで以前この場所で桶に水を張ったら、 桶の下にあったブロックが陥没しました。 写真のデコボコした箇所はその穴です。



作業はまず、土の上に石を敷き詰めます。





敷き詰めたら機械で平らにならして固めて行きます。



次に、補強の鉄筋を入れます。





そして、最後に生コンを入れます。



仕上げに職人さんが綺麗になめして、終了。



今回工事した場所に桶を据える予定です! まだ移動しませんが、今度は自分達で桶を移動しなければいけないので少々不安です。

城 慶典 (ミツル醤油醸造元)

1984年生まれの醤油職人。
高校生の時に自社での醤油醸造の復活を志して東京農業大学 醸造科学科に入学。入学後、「学校に通っているだけでは自分の求めるものは得られない。」ということに気づき、伝統的製法による醤油造りを続けられている醤油蔵を探し、卒業までに7つの醤油蔵で短期間の研修を受け入れて頂く。卒業後、岡本醤油醸造場にて一年間の研修。その後、JFCS(ジャパン・フードコーディネーター・スクール)で一年間学び2009年6月より、実家であるミツル醤油へ入社。2009年11月 夢である醤油造りの復活と、地元・糸島を全国に発信したい。という思いをリンクさせ具現化する、社内別ブランド「itosima terroir」(イトシマ テロワール)をスタート。

ミツル醤油醸造元