051|木桶納品
先月末、今年の仕込みに使う木桶をウッドワークの上芝さんが届けてくれました。

今回の桶は酒桶を組み直したもので、容量はうちにあるものと同じ20石。
どうやって降ろすのだろう? と思っていたら、普通にコロコロ転がして移動。


仕込み場に移したら、底板の裏に落書き。

桶を起こすとき、「一瞬、力を入れなくても立つ位置があるから」と、素人相手に荒削りで意味不明な説明でさっさと作業を進める上芝さん。。笑


で、その「一瞬」がこの状態。そのすきに2人が僕の方に回ってきて、桶を立てます。



底に布団をかませて、みんなでスライドさせながら前進して、設置場所へ。


位置が決まったら、先日作ったブロックを底へ入れてきます。


桶、据え付け完了。

こっちの小さな桶は、地元の後輩に栽培してもらっている、農薬・化学肥料を使っていない大豆・小麦を使った仕込みに使用。

帰りには、昨年解体した桶の使える側板や底板を持って帰ってもらい、年明けにこれを材料に組み直した木桶が、納品されます。


上芝さんから、「わしができるのもあと10年くらい‥」という話があって、 自分で修理できるようにならないといけない、という話になり。