森田醤油を訪問 2026年2月
島根県の奥出雲町にある森田醤油さんを訪ねました。2日前に全国的に雪に見舞われ、特に豪雪地帯である奥出雲はどうなっていることかと思いきや、当日朝のホテルのスタッフの方から、「雪に慣れている地域は、除雪も上手ですから」と、心強い一言。ただ、すっかり安心して最短ルートを選択すると、雪に覆われた山道に突入。対向車が来ないことを祈りながらのドキドキの道中になりました。
森田醤油の蔵の中の木桶の数は前回よりも増えていました。それぞれの木桶には中に入っている醤油の看板が付いているのですが、異なる原材料や違う種類…多様な仕込みがされています。「ほんのお遊びですよ」と森田社長が話し、「新しい条件で仕込みをする試行錯誤が楽しい」と浩平さん。
年間130回の仕込みをこなす森田醤油は、小規模な蔵元では屈指の数を誇ります。たくさんの試行錯誤と圧倒的な仕込み回数。ここに森田醤油の特徴があるような気がします。
そして、印象的だったのは、森田社長と、息子の浩平さんの関係性。森田社長は、社員と浩平さんとでは伝え方を変えると言います。どう変えるのか?と聞くと、具体的に細かく指示をするのではなく、考える余地を設けているそうです。そして、浩平さんは話しやすい父親だと言います。いつも新たな試行錯誤を親子で探っている。それが当たり前の日常になっているようでした。