誰も現金を、使っていなかった。(中国訪問記①)
財布をまったく触らなかった5日間
中国に行ってきました。ほとんどキャッシュレスで生活できると聞いていたので、出発前に羽田空港で3,000円分だけ中国元に両替しました。5日間の滞在でしたが、その現金は1円も減りませんでした。
それ以上に驚いたのが、滞在中、周囲で行われている会計のどこを探しても、現金での支払いを一度も見かけなかったことです。誰一人として現金を使っていなかった。さらには、私の財布の中のクレジットカードも、一度も出番がありませんでした。財布を触ったのはホテルのルームキーを挟んでいたので、その出し入れの時だけ。
現地の道端に大量に並んでいるレンタル自転車も、コーヒーのオーダーも、スーパーの支払いも、外国人の私でもすべてがスマホで完結。
日本と中国の違いをどう感じる?
日本に来たことがある中国人に、「日本と中国の違いをどう感じる?」と質問をすると、「日本人は一つのことをぐっと掘り下げるところが、すごく尊敬できる。逆に中国人は、新しいものにポンポン飛びつくんだよね」と笑いながら話してくれました。変化のスピードのすさまじさ、今回の滞在でしっかりと感じました。
今回、全行程をアテンドしてくれた林さんは、故郷での子供時代、家に電気はなかったといいます。それが今では、上海も北京も電気に溢れ、誰もがスマホを持ち、生活のすべてをスマホ一台で完結させる時代になっていました。
街を走っているのも電動バイク。「昔のガソリンバイクは残っているの?」と聞くと、「あれはお金持ちが趣味で乗るものとして残っているよ」と、また笑っていました。