コンクリートタンク

醤油の諸味を発酵熟成させるタンクです。

醤油をつくる容器の変遷は、木桶→コンクリートタンク→屋外発酵タンクとなりますが、昭和の初期から中期にかけて広まったのがコンクリートです。

コンクリートでできた立方体の容器で、深さが3メートルほどのものもあり大量に諸味を仕込むことができます。小学校のプールのさらに深いものをイメージしていただけると分かりやすいかもしれません。

鹿児島県醤油醸造共同組合

今でも現役でたくさん活躍しています。

中小の醤油メーカーから大手メーカーまで、今でも目にすることが多いです。木桶より容量を大きくすることができるため、広く普及したものと思われます。屋外発酵タンクはさらに大きくすることができます。

屋外発酵タンクは密閉に近い状態で発酵熟成させるのに対して、コンクリートタンクは解放状態のため、蔵に住み着く微生物の影響を受けやすい傾向にあるようです。コンクリートタンクと屋外発酵タンクの両方を保有するメーカーの担当者は発酵の仕方は違うと言います。

井上本店(奈良県)

FRPタンク

FRPタンクといってガラス繊維の入った強化プラスチック製のタンクもあります。木桶と同程度の大きさから屋外設置用の大型のものまで容量も幅があります。
https://s-shoyu.com/knowledge/1081/

木桶職人復活プロジェクト

木桶仕込みを続けるメーカーや関係者が、企業や業界の枠をを越えて集まり、毎年1月に小豆島で新桶づくりをしています。技術を共有して木桶と木桶職人を増やすことを目指しています。
https://s-shoyu.com/kioke-project/pro/