日本人と自然との関係を、食を切り口に見つめるドキュメンタリー。柴田昌平監督の作品。だしと醤油の2部構成になっており、美しい映像とだしと醤油の原点を理解し感じることができる作品です。
特に醤油をつくる微生物である麹菌に深くフォーカスしていて、千年にわたって磨かれた職人たちの知恵と、麹カビによる和食創世のドラマは見応え抜群です。京都の澤井醤油さんに連日取材されたそうで、麹づくりの現場もご覧いただけます。