017|麹室(7)

外壁が完成し、今度は内面の工事です。
麹室として一番必要な条件は、室温をコントロールしやすいように
外気を遮断して気密性の高い部屋にすることです。

そのため、壁の内面には断熱材を厚く入れます。
昔は籾殻や藁などが使われていたようですが、今回使ったのはグラスウールと
スタイロフォームという素材です。今ではこれらが一般的なようです。

グラスウール

その上に、スタイロフォームを入れます。

天井のグラスウールは壁のより厚いものを使用。

断熱材を入れた後、桟木を打ちます。
部屋の中が断熱で保温され、大工さんはいつも以上に大変そうでした。