タイの夕食は、ドーンと盛られたご飯から始まった

「日本のように、横でつながりたい」

バンコクで「SHOYU TALK」のイベントが終了しました。職人醤油タイのパートナーであるタンタさんが企画してくれたものです。前半は私が45分ほど職人醤油の話をして、後半はタンタさんの司会で、ナットさん、ビームさんとのトークセッション。気づけば1時間以上話していた気がします。最後は醤油試食会もあって、とてもよい会になりました。

印象的だったのは、ナットさんとビームさんがすごく仲良くなっていたこと。二人とも伝統的な製法を守りながら、日本のようにメーカー同士が横で連携していきたい、と話していました。タイも、どの売り場でも目にする大手メーカーが強い業界構造。その中で、小規模伝な伝統製法のメーカーがどのように価値を出していくか。タンタさんが関わることで、よいコミュニティができそうな予感がしました。

一番先に、ご飯

そして、イベント後に夕食会。まず目の前にやってきたのは、お皿に盛られた「ごはん」です。これがタイの食事のスタート。その後は大皿の料理がやってきて、みんなでシェア。だから、使うお皿はこの一枚と、スープの器のみ。おかずをごはんにのせて食べていく。やはり味を重ねていくのがタイ流です。

イベントの通訳をしてくれたラターさんが、切実な訴えをしていました。仕事柄よく日本に出張するそうなのですが、居酒屋でご飯ものや麺を頼んでも、待てど暮らせど出てこない。お店の人に聞くと「ご飯ものは後に出した方がよいと思って……」と、よかれと思って後回しにされていた。

「まずごはんを持ってきてくれないと落ち着かないんですよね!笑」と。イベントもさることながら、現地の人たちとの食事会から気づくことが山のようにありました。

2026.08.27