イベントには、表の目的と裏の目的があるような…
裏にある、もうひとつの目的
イベントの準備は、いつもけっこう大変です。たいていは何人かで、多いときは何十人かで、企画をつくり、準備をして、当日を迎える——という流れになります。終わったあとの満足感はもちろんありますが、満足感の高いイベントほど、準備も大変だったり。そこで思うのは、表の目的とは別に、裏の目的をつくれるような気がしています。
表の目的は、もちろん参加してくれた方の満足。これは、当たり前のことだと思います。そして裏の目的は、運営する側にあるように感じています。単純に仲良くなってしまう。一度イベントを一緒にやると、それだけで関係がぐっと近づく印象があります。普段は接点のない方とも、イベントを口実に一緒に取り組める。ひとつの目標に向かって、一緒に試行錯誤ができる。
同じ釜の飯
例えば、醤油の業界でも、同業者どうしが組合の会合や飲み会で何度も顔を合わせるよりも、一緒に本気でイベントに取り組んだほうが、深まる仲がある気がします。同じ釜の飯を食べる。学生時代の関係がいつまでも強いのも、たぶん似た理屈なはず。同じ時間を過ごし、同じ目的に向かって手を動かすことの力なのだと思います。
そう考えると、たとえば醤油を販売するイベントでも、その1日の売上だけを見るのはもったいない気がしてきます。来場者の満足を通じて、関わったメンバーどうしの仲が深まる設計をする。そこで得られるものは、1日の利益よりも、中長期で見たときにずっと大きい。そんな気がしています。
2026.08.24

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