木桶づくり 2020年

芯づくり。箍の中に入れるものを、皆でくるくる巻いていきます。

棟梁の坂口直人さん。

組み上げるスピードはかなり速くなっています。

ヤマロク醤油の山本さんと坂口さんによる箍編み。

竹がしなやかに動き回ります。

徐々に人が集まってきました。

箍をハンマーで叩いて入れていきます。

きれいにおさまった箍。

ちょうどの大きさの箍が編めると、テンションもあがります。

どんっ!と大きな音が響きます。

側板の正直面に落書き。

皆が思い思いのことを書きます。

イタリアのクラフトビールメーカー Baladin -バラデン- のテオ・ムッソさんたちも来日。

今年から開催の「木桶による発酵文化サミット」。

「木桶×料理」「木桶×発酵」のようにテーマを設定したトークイベントです。

木桶の職人集団が、桶の作り方をレクチャー。

真剣に話を聞く時間。

「やったる(樽)で~!おっけ(桶)~!」の掛け声が定番に。

春華堂の間宮純也さん、作家・料理家の樋口直哉さん、「饗 くろ㐂」の黒木直人さん、職人醤油の高橋万太郎。

作業の合間はいつも談笑。

13~15メートルの竹を削る作業。

底板も実寸を計って、削っていきます。

丸ノコは直線に切る道具のはず。でも、ここでは曲線を・・・。

底板を入れるときは、ちょっと緊張。

大きな柱を使って。「どんっ!」と低く体に伝わってくる振動。

木桶についての知識と技術を共有。各メーカーで最低限のメンテナンスができるように。

Baladin -バラデン- のテオ・ムッソさんも登壇。

いこま ゆきこさんコーディネートの会で、「麺や七彩」の阪田 博昭さんの話に会場が聞き入る。右はUCHINKUの西本 真さん。

発酵デザイナーの小倉ヒラクさんと新政の古関さん。

東京聖栄大学の福留先生による木桶の現状調査の報告。

クラフトバンドを使った箍編みの練習。これがけっこう盛り上がります。

帰る人がいると、お見送りも大騒ぎ。

小豆島の正金醤油の藤井さん。

車座になってみんなで話し合い。

真剣に、でも、笑いもあり。

いつでも、「やったる(樽)で~!おっけ(桶)~!」。

「1%の木桶の市場シェアをみんなで2%に。競争は品質でしましょう」。

そして、来年につづきます。

写真 小林茂太

1985年 新潟県生まれ。2008年 中央大学理工学部土木工学科卒業後、服飾店勤務、大手撮影スタジオでのアシスタント業務を経て、フリーランスフォトグラファーとしての活動を開始。瀬戸内海の離島、小豆島で今も続く伝統的な醤油製法の取材をきっかけに、本来の自然の時の流れの中で行われるものづくりや、そこに寄り添い生きる人々、またその人々の考え方に関心を抱く。以降、“人と、人智の及ばないものとの関係性“ をテーマに活動している。