「つなぎ」があると、醤油×スパイスは一つになる
「スパイスと醤油、”つなぎ役”が加わると、よりよく一体感が出ますよね」と、料理人の岡村恵さんは言いました。先日のスパイス×醤油イベントでの一幕。「前回のイベントの時、溜醤油とスパイスでソースを作りましたけど、トマトとみりんが入ることで、すごくよくなったんですよね。”つなぎ”探しという視点も面白いかもしれませんね」と。
香りの強いスパイスと、うま味たっぷりの醤油、そのまま足しても「別々のまま」になりやすいですが、そこに「つなぎ」となる素材が入ることで、一体感が生まれるというわけです。他にはどんなものがあるか?とあげていったのですが、マヨネーズ、玉ねぎ、卵、ハチミツ…。「それって、カレーに使う材料そのままですね」と、スパイスの専門家バラッツさん。
「確かにそうだ!」と一同納得。カレーの隠し味としてハチミツやリンゴを加えることがありますが、あの感覚と同じことが、醤油とスパイスを合わせるときにも起きている。カレーという料理は、異なる素材をまとめあげる構造をもともと持っているのかもしれません。以前の日記で触れた「カレーは調理法である」という話と、ここでつながった気がしました。

ちなみに、スパイス×醤油イベントでバラッツさんと恵さんが作ってくれた料理のテーマは「冷やし中華」。実は、上の料理写真はカレーではないんです。中華麺の上にスパイス×醤油のアレンジ料理が盛りだくさん。以下、恵さんからいただいたレシピ。
・ココナッツキーマカレー
【濃口醤油】
・梅干しのアチャール
【甘口醤油×クミン、ブラックマスタードシード、カシミリチリ、レッドペッパー、ヒング】
・メキシカントマト
【再仕込醤油×メキシカン】
・パイナップルのケイジャン和え
【しろたまり×ケイジャン】
・赤玉ねぎと青唐辛子の檸檬醤油漬け
【しろたまり】
・ジャマイカン卵
【溜醤油×ジャマイカ】
・デュカ
【漆黒×ガラムマサラ、カレー粉】
・青しそのポリヤル
【白だし×ココナッツファイン】
2026.06.25

