片上醤油さんのネギ焼き
醤油をマニアックに語りつつ、聞いている人を笑顔にしてしまう蔵人といえば、奈良県の片上醤油の片上裕之さん。自らを食いしん坊と名乗り、自蔵の微生物は暴走すると断言します。
理想とする麹を求めて、麹室のサイズをあえて縮小。自らの手間を増やしてしまったことや、息子の名前を厚滋(こうじ)にしたことなど、醤油づくりへの愛情は半端ないのですが、そんな片上さんといえばもう一つ思い出されるのが「ねぎ焼き」だったりします。

もともとは地元のイベントだったそうです。
イベントに醤油を並べて大行列になることはなかなかないので、「お客さんが喜んでくれることは何か?!」と、思いついたのが醤油を使ったねぎ焼きだったとのこと。これが実施してみると、とてつもない大人気。鉄板で焼いたときの醤油の香ばしい香りも相まって、ずっと大行列になるそうです。
朝から晩までずっとネギを焼き。「自分は何屋なんだ?!」といつもブツブツ言いながら焼いているそうです。

そんな片上さんが、2025年の小豆島の木桶サミットでねぎ焼きのセットを持ってきて披露してくれたことがあります。業者さん顔負けの完璧な準備と怒涛の焼き方、そして案の定、来場者からの大好評。そして、惜しげもなくレシピも大公開。ご自宅で試してみたい方はぜひ。そして、イベントで片上さんのネギ焼きを見かけたら必食です。
2026.07.02
