韓国メディアに「コチュジャンを日本にどう提案したらいいか」と聞かれた
「コチュジャンを日本や日本人にどう提案したらいいか」
昨日、韓国メディアの取材を受けました。世界のソースという大きなテーマの中で、日本の醤油について話をする内容です。
そもそも日本の醤油とはどういうものか、という話をしている流れで、「韓国のコチュジャンがもっと世界に広まるにはどうしたらいいか」という質問を受けました。日本人に向けてどう提案したらいいか、という質問です。
ふと、この質問を自分たちに当てはめるとどうなんだろう、というのが頭をよぎりました。
コチュジャンを日本の料理に使うとしたら?
海外の人に向けて、醤油を提案するときに、自分自身も含めて「海外の料理に醤油をこう使えますよね」というアプローチをしがちな気がします。
一方で、コチュジャンを日本の料理にどう使うかを考えてみると……。相当いい提案でないと、日本人としては「確かに味変としてはいいかもしれないけれど……」くらいで終わってしまう気がします。
それぞれの国の料理は、長い歴史の試行錯誤の中で今の形になっていると思います。そこに、日本人の感覚から「こう使ったらおいしいよ」と押し付けるのではなく、現地の食文化の背景や歴史をしっかり加味しないと、本当に刺さる提案はできないのだと感じました。
醤油が世界にこれだけ普及しているのは、お寿司とセットになって広がっている側面が大きい気がします。各国でお寿司は、具材や見せ方がローカライズされて発展してきました。日本の食べ物だった寿司が世界で受け入れられ、現地化されながら、「やっぱり日本の醤油がベストマッチだよね」と認知されていく。そんな提案の仕方のほうが筋がいいのではないかと思いました。
色々と考えるきっかけになる、とてもいい取材の時間でした。
2026.10.23

