釘もネジも使わない什器、部材は吉野杉
釘もネジも使わない什器
イベントのときに使う什器があります。
もともとは2022年、東京駅で木桶のイベントをするときに「什器をどうしよう」と相談していて、小豆島の桶職人、岡主弘さんに作っていただいたものです。部材は、なんと吉野杉。
この什器は、木桶と一緒に東京駅の新幹線の改札前に設置しました。大きな木桶の搬入は、台車1台が通るのとは訳が違います。万一、人とぶつかって何かがあるといけないと、終電が終わった後の作業。誰もいない東京駅。静まり返った東京駅で木桶を運んだのは、印象的な出来事でした。
「吉野の木材はすごいよ」
この什器の特徴は、釘やネジを使わずに作られていること。分解して組み立てられて、自立して、持ち運びもできる。なかなかの優れものです。
柱一本は3cmほどの角材。高さは1m80cmくらい。普通、これだけ細長い木材で作ったものは、時間が経つと反ったり、変形したり、しなったりしがちですが、それがないんです。4年たっても、ぴしっと同じ形を保っています。
岡さんに「どうしてでしょう?」と聞くと、やっぱり「吉野の木材はすごいよ」という返答。目が詰まっていて(要は年輪の幅が狭くて)、まっすぐ。岡さんが普段仕事で使っている木材の中でも、吉野杉はすごいそうです。
2026.11.06
東京駅に木桶を搬入(2022年)
https://s-shoyu.com/knowledge/knowledge-8886

