密封ボトルは、醤油全体の7%
台所の主役のはずが、7%
醤油情報センターがまとめた「醤油の統計資料」に、容器別の出荷データが載っています。
2024年に出荷された醤油は、全体で約68万kL。そのうち、いまやスーパーの棚を埋め尽くしている「密封ボトル(統計上は密封容器)」は4.7万kLでした。全体から見ると、わずか7%。
卓上でもスーパーでも日常的に目にする容器なので、「もっと多いのでは?」と感じる方も多いかもしれません。ただ、家庭用サイズに絞って見ると、違った印象になります。家庭用サイズの合計は約25万kL。その中では密封ボトルが約2割、およそ「5本に1本」を占めています。
出荷量も2017年の2.1万kLから、2024年には4.7万kLへ。数年で倍増。家庭では、確実に存在感が高まっていると言えると思います。
残りの6割は、業務用と加工用
では、なぜ全体で見ると7%にとどまるのか。理由はシンプルで、日本の醤油出荷の6割以上が「業務用・加工用」だからです。
なかでも大きいのが「ローリー」。トラックの荷台が巨大なタンクになっていて、醤油をそのまま食品工場へ一括で運び込む形態です。冷凍食品、お惣菜、お煎餅など、加工食品の原料として大容量を効率よく運ぶことができます。
ちなみに、2024年の出荷内訳(全体)は以下のとおり。
・タンクローリー:33%
・18L缶や業務用の大型容器:17%
・醤油メーカー自身の加工用(つゆ・タレ等):13%
・ペットボトル・プラ容器(家庭用サイズ):27%
・密封ボトル:7%
・ガラス瓶:2%
・その他:1%
加工用・業務用を合わせると64%。家庭用サイズは36%。ただ、中でも、18リットルの一斗缶がガラス瓶と比べると減少幅が少ない。おっ、一斗缶、がんばっている!と、応援したくなってしまいます。
2026.11.07

