フランスの百貨店の調味料売り場には、POPがなかった
POPのない調味料売り場
フランスにある世界最初の百貨店とされるボン・マルシェ百貨店、その別館の食品館(La Grande Épicerie de Paris)。調味料売り場に行って真っ先に感じたのは、商品のPOPがないことでした。日本の売り場なら、商品の補足説明をするためにPOPがあるのが普通な感覚。けど、ここはあまりにもPOPがない。
そして、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、ホットソースなどと、カテゴリーごとにジャンルが分かれているのも一目でわかりました。同じシリーズの中で色分けされている。色が違うということは何かしらのジャンルがあるんだな、と。直感的に、それが伝わってきます。
そして、パッケージに商品名があまり大きく書かれていない。書かれてはいるものの、前面には出てきていない。それよりも、パッケージとしてのビジュアルが印象に残るように作られている、という印象を受けました。


「これだ、これだ」
職人醤油でも、商品名をしっかり覚えているお客様は意外に少ないという印象を強く持っています。以前の日記でも書きましたが、覚えられている商品名は3文字までで、それ以上になると、覚えていることが少ない感覚です。
同じ醤油をリピートで買いに来てくれたお客様でさえ、店内を見渡しながら「これだ、これだ」と探されます。文字情報ではなく、パッケージのビジュアルとして覚えている。
そう思って、撮ってきた写真を見返してみました。スペインのオリーブオイルが、ピンク、黒、緑、白の4色でずらりと並んでいます。よく見ると、ピンクはアルベキーナ、黒はマンサニージャ、緑はオヒブランカ、白はブレンド。色が違うのは、オリーブの品種が違うということでした。
2026.09.21

