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ミツル醤油の初搾り(1)

2013.02.19

2010年6月から連載している「醤油の仕込み復活 挑戦の奮闘記」。
若き醤油のつくり手が、家業の醤油仕込みの復活の軌跡を綴っているのですが、
2013年2月2日に、いよいよ初搾りの時を迎えました。

舞台は福岡県糸島郡。ここはミツル醤油の仕込蔵。

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(参考):醤油の仕込み復活 挑戦の奮闘記

2011年と2012年の2度の夏を過ごした醤油の諸味。
城さんの念入りな管理が功を奏して、よい香りを醸していました。

蔵に入った時の第一印象は「良い香り」。
当たり前のようですが、この当たり前をつくるのがとっても難しいのです。

桶を修繕したり、麹室(こうじむろ)のを建設するところからのスタート。
全てが試行錯誤の連続で、最小コストと必要最低限の設備でという
城さんのスタンスは一貫しています。

今回の搾りも、造り酒屋さんが使うような設備を応用することに。

今回は強力な助っ人が登場。

広島県の岡本醤油のご主人と息子さん二人が駆けつけてくれました。
過去に城さんが一年間修行した縁があって、
師弟関係でもあり、家族のような関係にさえ見えます。

現場に到着するないなや作戦会議。
明日に備え少し現場をみるはずが、永遠と話し合いは続きます。

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山口県の桑田醤油さんも駆けつけるはずが、
まさかのインフルエンザ・・・泣く泣く断念という結果に。

岡本さんたちにとっても初めての設備。

ただ、岡本さんは昔の設備から近代までの変遷を、
身をもって体験されています。すぐさま様々なポイントを指摘。

「ここにスペースをあけたほうがいい。」
「このように二人がかりで作業をしたほうがいいから、ここをこうして・・・」

「ただ、思いついた事は全て言うけど、実際にどうするかは城君が決めなさい。」
そう付け加えるのも岡本さんらしいです。

この文章を書いた人

高橋 万太郎

職人醤油 代表。2006年に職人醤油の取り組みをスタートし、
これまでに訪問した醤油蔵は全国400以上。(株)伝統デザイン工房 代表取締役。
ブログ : http://www.mantaro.jp/

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