イベントには、表の目的と裏の目的があるような…

イベントには、表の目的と裏の目的があるような…

裏にある、もうひとつの目的 イベントの準備は、いつもけっこう大変です。たいていは何人かで、多いときは何十人かで、企画をつくり、準備をして、当日を迎える——という流れになります。終わったあとの満足感はもちろんありますが、満 […]

100mlの根拠は、5人家族の刺身3回分だった

100mlの根拠は、5人家族の刺身3回分だった

「このサイズで売るの?」  職人醤油を始めたころ、小さな醤油をつくりたいと考えていました。でも、どの大きさが適切なのか?東京の近藤醸造さんに相談をすると、ビンの問屋さんを紹介してくれました。 小さいビンを探していると伝え […]

台湾の人は、温かいものを食べたい

台湾の人は、温かいものを食べたい

「日本のお弁当って、すごいんだな」 台湾を拠点にデジタルマーケティングを手がけるapplemintの佐藤峻さんから、こんな話を聞きました。「台湾人は基本的に温かい食べ物が好きなので、日本のお弁当ってすごい!って思いますよ […]

箍には、ぜんぶ名前がある

箍には、ぜんぶ名前がある

「箍には、名前があるんですよ」 藤井製桶所の上芝雄史さんが、木桶を指さしながらそう教えてくれました。竹で編まれた輪。ただ等間隔に並んでいるわけではないのだそうです。一本一本に名前があり、役割がある。ランダムについているわ […]

鰻は、塗らない。ドボンとつける

鰻は、塗らない。ドボンとつける

愛知の調味料を知り尽くす料理人 愛知の調味料を知り尽くしている料理人といえば、「一灯」の長田勇久さんの名前を挙げずにはいられません。碧南市にお店を構えて、地元の白醤油や味醂はもちろん、武豊町の溜醤油も当然のように使い分け […]

濃口を先頭に置く並びと、真ん中に置く並び

濃口を先頭に置く並びと、真ん中に置く並び

「どれがどれだか分からない」 醤油売り場でよく耳にする言葉です。棚にずらりと並んでいるのに、どれを選べばいいのか分からない。 職人醤油では、醤油を色の濃さの順に、左から右へ並べたチャートで種類を解説しています。左端が白醤 […]

片上さんが「片上醤油被害者同盟を作りたい」と言った

片上さんが「片上醤油被害者同盟を作りたい」と言った

「片上醤油被害者同盟を作りたい」 奈良県の片上醤油、片上裕之さんの言葉です。木桶で淡口醤油をつくる話をしていたときのことでした。 木桶で醤油を仕込むと色が濃くなりがちです。だから、木桶で色の淡い醤油をつくるためには様々な […]

商品名を言ってもらえるのは、漢字三文字まで

商品名を言ってもらえるのは、漢字三文字まで

「音声を消して映像を見る」 少し前にテレビ番組の取材をしていただいたときに、担当ディレクターの方から聞いた話です。その方は有名なプロデューサーの下で長年テレビ制作をされてきた方。当時は、完成映像をチェックするとき、あえて […]

醤油蔵の探し方

醤油蔵の探し方

「何のためにですか?」 見学をお願いする電話で、そう聞き返されました。職人醤油を始めた2007年頃のことです。インターネットはあっても、スマホはまだない、そんな時代でした。ネット上の情報をつなぎ合わせて、全国の醤油メーカ […]

「中国は火、日本は水」、その並びにアメリカを置いてみると(アメリカ視察⑤)

「中国は火、日本は水」、その並びにアメリカを置いてみると(アメリカ視察⑤)

ずらりと並ぶホットソース アメリカで、ホットソースとバーベキューソースの種類の多さに驚きました。どちらも棚にズラリと並んでいて、とても重要視されている印象を受けます。醤油がアメリカで広く普及したのも、「肉をおいしく食べる […]

15ドルのジュースが照明を浴びている(アメリカ視察④)

15ドルのジュースが照明を浴びている(アメリカ視察④)

若者に支持される3要素 最近、ニューヨークやロサンゼルスで若者に人気のスーパーを覗いてみると、少しびっくりする部分があります。そもそも日本より物価が高い、その上に、高級とされるスーパーという前提があるのですが、それでも、 […]

物販と飲食が同居する売場(アメリカ視察③)

物販と飲食が同居する売場(アメリカ視察③)

抹茶とドリンクスタンド ニューヨークの街を歩いていると、透明なカップに入った緑色のドリンクを持っている人をよく見かけました。抹茶です。そして、スーパーマーケットやドリンクスタンドでは、抹茶がすでに一つのジャンルとして確立 […]

アメリカの寿司が教えてくれた「素材×〇〇」(アメリカ視察②)

アメリカの寿司が教えてくれた「素材×〇〇」(アメリカ視察②)

「SUSHI」が当たり前に並んでいる アメリカで寿司が浸透していることを実感しました。スーパーなどの惣菜コーナーには当たり前のように寿司が並んでいます。店内で調理をしているようなスーパーでは「SUSHI」が大きな看板とし […]

実家の蔵にあったのは、火入れと瓶詰めの設備だけだった

実家の蔵にあったのは、火入れと瓶詰めの設備だけだった

「醤油づくりにおいて、新しい発見みたいなことですよね。ないですね」 福岡のミツル醤油醸造元、城慶典さんの言葉です。十数年の試行錯誤を振り返って、面白さを見つけた瞬間や大きな発見はありましたか。そう聞いた私に、少し間を置い […]

キーエンスでの学び⑤:当たり前の徹底

キーエンスでの学び⑤:当たり前の徹底

「外線が入っているから、すぐ折り返しを」 滋賀県の琵琶湖沿いに、キーエンスのセミナーハウスがあって、入社して半年とか1年とかの区切りで、新卒の営業マンが集められる研修がありました。 その最中に、自分の営業所へお客さんから […]

同じ品質の醤油をつくるのが当たり前とされてきた業界

同じ品質の醤油をつくるのが当たり前とされてきた業界

「日本酒の蔵元はいいな」 醤油メーカーの方と話していると、ふとそんな言葉を耳にすることがあります。どうしてですか?と質問をすると、「日本酒は自己主張していいじゃないか」と。醤油は素材を引き立てる縁の下の力持ちだから、主張 […]

「自分ならどこに置くか」、アメリカの調味料の売り場を歩いた(アメリカ視察①)

「自分ならどこに置くか」、アメリカの調味料の売り場を歩いた(アメリカ視察①)

売り場担当者の目線 アメリカに来ています。醤油をどう提案すべきかを肌で感じたくて、ニューヨークとロサンゼルスの展示会や店舗をまわってきました。来るのは三度目。それでもスーパーの棚は何もかもが目新しく見えて、つい圧倒されて […]

ある蔵人が「自宅では淡口を一番使っている」と言った

ある蔵人が「自宅では淡口を一番使っている」と言った

「素材がいいから、塩で食べて」 こんな提案を聞いたことはないでしょうか。素材そのものの味を楽しむために、塩をかけてと。柑橘などをかけてという場合もあるかもしれません。素材の力を信じているからこその一言だと思うのですが、私 […]

「帰って来い」と言われたことは、一度もなかった

「帰って来い」と言われたことは、一度もなかった

「ヤマブン姉妹」の店先 福島県相馬市、山形屋商店。屋号は「ヤマブン」といいます。全国醤油品評会の最高賞である農林水産大臣賞の常連として、とても有名な蔵です。そんな店先には、醤油や味噌を買い求める地元の方がひっきりなしに訪 […]

木桶醤油のイメージを、利き醤油の前後で二回聞いてみると

木桶醤油のイメージを、利き醤油の前後で二回聞いてみると

「木桶醤油のイメージってどんな感じですか?」 先日、渋谷ヒカリエでのトークイベントのあとに、利き醤油の時間がありました。4〜5人のテーブルにひとりずつ若手の蔵人が担当する形です。実際に味比べをしながら解説をして質疑応答も […]

「アイスにかけたら、おいしかったよ」と教えてもらった

「アイスにかけたら、おいしかったよ」と教えてもらった

「この醤油をアイスにかけたら、おいしかったよ」 「何かおもしろい醤油の使い方はないですか」と聞かれると、よく、バニラアイスに醤油をかけてみてという話をします。すると「えっ、本当ですか?」という反応が返ってきます。 ただ、 […]

しょうゆの島は、昔からしょうゆの島ではなかった

しょうゆの島は、昔からしょうゆの島ではなかった

「いや、小豆島はすごいですよね」 「……醤油と言えば小豆島。観光客もたくさん来ていて……」と、ある蔵元がつぶやいていました。確かに、小豆島といえば醤油。木桶といえば小豆島。そんな認識が少しずつ広まってきているような気がし […]

木桶職人が「もったいない」と言った

木桶職人が「もったいない」と言った

「1ミリ変え、2ミリ変え」 小豆島で桶づくりに携わる岡主弘さんは、もともと建具の職人。ものすごく精密な精度を要求される建具の世界から桶づくりに入ったことで、桶の精度が格段に上がった。周囲の職人たちが、口を揃えてそう言いま […]

アメリカで醤油が広まったのは、照り焼きからだった

アメリカで醤油が広まったのは、照り焼きからだった

「キャンプに何を持っていけばいいですか」 この季節になると、そんなふうに聞かれることが増えます。悩みますよね、と私も思います。 おすすめしているのは、濃厚系の醤油を一本、荷物に入れておく。再仕込醤油や溜醤油などです。焼い […]

自由研究の季節は、蔵がいちばん暑い時期

自由研究の季節は、蔵がいちばん暑い時期

「醤油をテーマに自由研究をしたいのですが」 夏になると、こういう相談をいただきます。最初のころは「醤油で自由研究?!」と思いましたが、話を聞いているうちに考えが変わりました。 ひとつは、地域性。濃口と淡口、九州の甘口など […]

「ついでに寄る醤油蔵」が、「めがけて来る醤油蔵」に変わった

「ついでに寄る醤油蔵」が、「めがけて来る醤油蔵」に変わった

「木桶なんて時代遅れだと思っていました」 先日、動画のインタビューでそう話してくれたのは、広島県の大崎上島にある岡本醤油醸造場の岡本康史さん。ところがいざ自分で仕込みはじめると、「木桶じゃなきゃダメだ」と気づいた――と続 […]

30年経つとお客さんは入れ替わる

30年経つとお客さんは入れ替わる

「創業100年で、うちもやっと一人前だよ」 醤油蔵をまわっていると、そんな言い方をよく耳にします。世間から見れば100年続いているだけでも十分にすごいのですが、この業界には100年超えの蔵がずらりと並びます。100年でよ […]

しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026

しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026

しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026、無事、終了しました。職人醤油は屋外での販売でしたが、とにかく暑かったです。ただ、Instagram見てきたよという方や、はじめましての醤油屋さんたちと一緒に販売をすることもで […]

「いつもやっているんですか?」と、通りすがりの人が足を止めた(しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026 の1日目)

「いつもやっているんですか?」と、通りすがりの人が足を止めた(しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026 の1日目)

「ここ、いつもやっているんですか?」 しょうゆフェスティバルin醤油会館の初日。屋外の販売台に立っていると、通りがかりの方から何度も同じことを聞かれました。「次はいつですか?」とも。東京のどまんなかにある醤油会館は、業界 […]

しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026

しょうゆフェスティバルin醤油会館 2026

醤油会館での醤油イベントに職人醤油も出展します 7/24(金)25日(土)と、本橋小網町で「しょうゆフェスティバル」が開催されます。 普段は入れない「しょうゆの情報発信基地」である醤油会館が、2日間だけ開きます。諸味を搾 […]